会社を辞めないも地獄…辞めるも地獄…から抜け出せた理由は?
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私の起業初期のリアル、本日が最終話となります
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過去のお話はこちら↓
●起業という無謀なキャリアチェンジを選んだ理由
●起業してうまくいく自信なんて全然なかったんです
●ブログで集客するって怖いかも…と思って準備したこと
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前回の記事では
実際にブログから集客することに怖さを感じて入念に準備を重ねたことを書きました
今回はそこから少し進んで会社を辞める辞めないをぐるぐると悩み倒していたときのお話です
体調が悪くなって仕事を休んでいたとき
なんともいえない罪悪感と戦っていた私は
仕事に復帰できたことがとても嬉しく
今まで通りバリバリ働こう!と思っていました
決められた時間に出社し
休む前と同じ仕事をバリバリこなす日々
何も変わってないような気がしたけれど
私の体調は戻りきったわけではなかったし
何よりも会社の状況が少し悪化していました
単純に言うと
一緒に仕事をしていた人の数が減ったんです
私もお休みをいただいていた間
迷惑をかけてしまったので
仕方ないことだと割り切って働いていましたが…
やっぱりちょっと無理をしないといけないわけです
仕事は好きだし頑張りたいけれど
フルスロットルで頑張れない自分の体
増えていく仕事量
何がいけないのかわからないけれど
とにかく辛い毎日でした
仕事が出来て嬉しいのに
イライラが増す日々
どこに向けていいのかわからないこのイライラをうまく消化できずにいました
そして…再び体調悪化
減るどころか増える薬の量
それでも働き続ける私に
私に仕事を教えてくれた先輩が
「あんたもう辞めなよ、辞めてゆっくりしなって」
と言ってくれました
言われるまで自分が無理しているとも
異様な雰囲気を発しながら働いていることにも気付けていませんでした
とにかくやらなきゃ!と何かに憑りつかれたように会社に行っていました
会社を辞めるという選択肢について考えたとき
安定を手放すのがめちゃくちゃ怖かったのを覚えています
怖くて辞められなくて仕事にしがみついていました
辞めた後の生活が想像できなくて
その先には闇が待っているような気しかしませんでした
このとき私はなぜか
仕事を辞めたら彼(夫)を困らせると思い込んでいました
収入が減るから辞めちゃダメだと…
確かに給料に入って来なくなるけれど
どんだけお金に縛られているのかと今なら思います
多分私は辞めた後、自分が何者でもなくなるのが怖かったんです
お金も減るし
社会的地位もなくなる
キャリア志向が強かったので余計にそう感じていたんだと思います
私の大きな間違いは
会社を辞めたらキャリアを諦めることになると決めつけて悩んでいたこと
辞めてもキャリアを積む方法を考えることがでいないでいました
余裕がなくなると視野が狭くなって決めつけが多くなりますね…
先輩に諭された後も相変わらず仕事にしがみついていました
どうしようもなくなって
自分ではもう答えが見つけられないと限界になったときに
初めて彼にアドバイスを求めました
「ねえ私はどうしたらいいんだろう?私は会社を辞めたら私でいられると思う?」
我ながら変な質問だなあと思いますが
彼はこう言いました
「仕事が出来る出来ないと会社を辞める辞めないは関係ないし、ベストを尽くせる環境を選んだらいいんじゃないか?」
この言葉で一瞬で謎のこだわりを手放すことが出来ました
私は必死に会社に適応しようと思っていました
それが出来ない自分がダメなんだと思っていました
もちろん、適応できたらそれが一番幸せですが
現実として無理が生じていてそれが体調に現れていたので
ベストをつくせる環境ではなかったんですよね
実は彼には怒られると思っていました
辞めてどうすんの?それくらい我慢できないの?って言われると思い込んでいたのです
(完全な被害妄想です)
彼の回答は実に簡単でした
そして的確過ぎました
「出来ることをやれば?それが転職なら転職すればいいだけだし体調崩して会社に貢献している気になるのは間違いだよ」
うわーん!!
本当にその通りです
私は彼が許してくれないと思い込んで辞めない理由を押し付けていました
自分が決断できないだけなのに
全部彼に押し付けて…
ここからの私の行動は迷いがなく、めちゃくちゃ早かったです
(ただののろけですが彼との距離がものすごく縮まったと感じました!愛が深まったというか…笑)
退職の話をして
それと並行して起業活動を加速させました
派遣の登録先なんかも探しました
不安なことがあるなら自分で解消するしかないんだと目が覚めたんです
仕事は相変わらず忙しく
退職が決まっても引き継ぐ相手がいないというミラクル
(もともと人材不足の中の急な退職だったため)
最終出社日までみっちり仕事をこなしていましたが
それでもやめると決めてからの行動量はものすごい物でした
前に進むための努力を迷わずし続けていました
不思議なことに体中からパワーが溢れてきていました
いつかこの状況を抜け出せるんじゃないか
いつか元通りになるのではないか
辞めると決める前はそんな風に都合よく考えていましたが
そんな事があるわけもなく
どちらかと言うとどんどん悪化していきました
起業するタイミングとしては望ましいタイミングではなかったと最初の記事で書きましたが
望ましいタイミングになんてないんじゃないかと思います
起業なんてものは
望ましいタイミングにしたから成功するものじゃありません
自分でどう変化させていくか?が重要なのです
(今だから偉そうに言えますけどね笑)
多分、起業以外も同じですよね
自分にとって都合のいいタイミングが来るのを待っているだけでは
今の状況からは抜け出せません
動いた人だけが成功に近付く
しかも本気でがむしゃらに頑張った人だけが成功する
辞めると決めてからの私の行動力は何倍にもなりました
絶対にうまくいかせるという気持ちもものすごく強かったです
タイミングが来たから~で起業していたらこんな風になれなかっただろうなと思います
自分で決めるから一生懸命になれる
これを読んでいる皆さんにも成し遂げたいことや変化させたいことがあるならば
ぜひ自分で覚悟を決めて行動に移していってほしいです
覚悟を決めて
行動した人だけが今より素敵な人生を掴み取るんだと思います
悩むことはたくさんありますが
決められる強さを持っていきたいですね^^
もし一人では決められない時は
私のように自分が大切だと思っている人に聞いてみてください
きっとあなたに必要なことを言ってくれると思います
その時はそれを素直に受け止めて
噛みしめてみてくださいね
私みたいに正しい方向に背中を押してもらえるかもしれません
自分の周りには自分を大切にしてくれる人がいる
それが一番の勇気になります
そう思える人を増やしていくのが人生の楽しみなんだなあと気付けた出来事でした^^
彼にも
会社の先輩にも
暖かく見守ってくれた友人にも感謝しています
今も変わらず応援してくれて
何か決断をしたいときは黙って私の話を聞いてくれます
本当に本当にありがたい
一人ではここまでこれませんでした
私はたくさんの人に見守られながらまだまだ前に進んでいきます
今回で起業初期のリアルシリーズは完結します
起業して3ヶ月くらいのリアルもどこかのタイミングで書けたらいいなと思います
少し先になりますが楽しみにしていてくださいね\(^^)/