物の価値がわからない人は他人の気持ちもわからない
前回の記事の続編です
ものを買う時にその価値を考える習慣を持つことが大事だとお伝えしました
価値が判断できない人は
いいサービスを提供できない
これもお伝えしましたね
ではなぜ、いいサービスが提供できないのか?
それは価値を考えることができない人は他人の気持ちがわからないからです
他人の気持ちがわからないって個人事業主でサービスをやっていく上では絶望的ですよ
お客様の気持ちがわからないということですからね…
個人事業主ではなくても
ビジネスでは人の気持ちを理解できるかどうかがすごく重要です
ここが出来ないといい商品は出来ないしPRも出来ません
全て自己満足で終わるという悲しい結果になってしまいます
ものの価値を正しく判断すること
これってどういうことかと言うと”狙い”を知ることだと前回書きましたね
”狙い”とは一体何かというと…その人のこだわりの部分になるのです
”狙い”を知ってほしいということは
その商品を売っている人・作っている人のこだわりを考えて欲しいということなのです
その商品を
どんなことを考えて
どんな工夫をして
どう作り上げたのか
どんな人に購入して欲しくて
購入した人にどうなってほしいのか
ここを考える
ここがわかるようになると
その商品を作った人のことを初めて思いやれるようになります
バックボーンを考えると見える世界が変わるのです
めちゃくちゃ苦労して作ったときに
その苦労を評価してもらえないと悲しいですよね
例えば重要な提案会議の前のプレゼン資料を必死に作った
結果、プレゼンは大成功!
その資料を上司にきちんと評価されなかったら悔しいのと同じです
頑張ったのに~というあの悔しさは
自分のバックボーンを理解してもらえなかった悔しさなのです
じゃあ自分は他人のバックボーンをきちんと意識できていますか?
意識できるようになると見えるものが変わるのです
色んな人が色んな所で頑張っていることに気が付けるし
逆に手を抜いている人にも気付きやすくなります
気付けるようになるとどうなるかと言うと…
頑張っている人こだわっている人の商品を大切にしたいと思うようになるのです
私のところで学んでくださっている生徒さんは
ここをめちゃくちゃ考えさせられていることに気が付くと思いますw
いい商品を作るために
しっかり考えさせるカリキュラムになっています
自分がこだわりだすとこだわっていない人がものすごく目につくようになります
そうなって来たらいい商品の見分けがつくようになってきたということです
最初の頃は色んなものにフラフラ惹かれていた人が
受講しているうちにシャン!とし出すのは
これをやっているからなのですよ~
怪しいサービスの見分けがつくようになるのもこれのおかげです
今読んでいて腹落ちした生徒さん、多いかもしれないですね笑
自分自身にこだわりがある人は
他人のこだわりにも気が付けるようになります
他人のこだわりに気が付けるようになると
他人をおもいやれるようになります
その人が大事にしているものを大事にしてあげたいと思うからです
安かろう悪かろうを選んでしまう人は他人のこだわりがわかりません
だって考える習慣がないのだから
でもこれって危険なことなんですよ
その人が大事にしているものがわからないと
無意識のうちにその人が大事にしているものを雑に扱ってしまう可能性があります
お客様と向き合うサービスをする人にとってかなり致命的です
お客様のことを理解しようとしない提供者と言うことですからね~
お客様がしてほしいことも正しく判断できません
サービスがいまいちな人ってお客様のニーズがわかっていないんです
わかっていないというかわかる気がないんです
考える気がない
申し訳ないけど自分勝手なんです
だって見ようとするだけで見えるものだもの
見ないようにしているのは自分なんです
細かいことは気にしない!と
細かいことに気が付けないは別物です
気が付いた上で気にしない人は気遣いが出来ますが
気が付けない人はただの失礼な人です
こういう人は頓珍漢なアドバイスを平気でします
その人が全く好きそうではない洋服を提案したり
(自分が好きだから似合わなくても気にせずすすめちゃう人)
その人が全く行きそうにないお店を提案したり
(自分がそこが楽だから気にしない人)
そういうちょっとズレている人になってしまいます
なんかかみ合わないんだよなあと相手も思っているはずです
もちろんその人が求めているドンピシャなものを提案することってすごく難しいです
毎回できるわけじゃない
でも、一回その人のことをしっかり見て考えてから提案するだけで
全然変わると思うんですよね
気が利く人って他人のことをよく見ていますから
見ていない人は見ようとしていない人なので
自分の中にすでにあるもので対応しようとします
楽をしようとするわけです
ここが出来ない人ってもらうアドバイスの質の違いにも気がつけません
本当にその人のことを思って(バックボーンを考えた上で)言ってくれているアドバイスと
その場限りのそれっぽいアドバイスの違いがわからない
…大切にしないといけない人のこともわからない
大切にしないといけない人が離れる原因になりますね~
楽をして見ないでいると
他人と自分の違いにも気がつけません
この人はこんな人なんだな(ここにこだわりがあるんだな)
あの人はあんな人なんだな(こだわりはこっちなんだな)
私とは違うな←ここが大事なのです
自分の良さがわからない人って
他人の良さもわかっていないんですよ
人ってそれぞれ違う良さを持っているのに
その良さをきちんと見ようとしないから違いがわからない
自分が伸ばすべきところがわからない
他人との違いがわからないんです
はい、ではまとめますよ
自分の良さがわからない人がまずやるべきことは何でしょうか?
”安いから”で商品を買うのではなく
買う前にまずその商品のこだわりを考えてみること
その商品を作っている人のバックボーンを想像してみること
そして自分との違いを考えること
そうすると相手の良さと同時に
自分の良さや足りない部分が見えるようになってきます
自分が力を入れないといけない部分、
商品の至らない部分がわかるようになるのです
相手のことをしっかり考えるようになるとアドバイスの精度も上がります
お客様も喜ぶでしょうね^^
それと同時に自分にとって必要なアドバイスもきちんと判断できるようになります
これ結構大変なんですよ!
やってこなかった人には本当にめんどくさいことであるのは間違いないです
いかに他人のことを考えていないかがわかってくると思います
ビジネスは人の気持ちがわからないと出来ません
これだけは間違いないのです
だって今日書いたことって本当に入り口の部分でしかないから!
これが出来ない人は絶対にうまくいきません
KYな人はもちろん、マイペースすぎる人も向いてないです
どちらも自分のことしか考えていないということですからね!
人のこだわりについて考えられるようになると
いかに自分が合わせてもらっていたかにも気が付けると思います
マイペースな人は色んな人に合わせてもらってますよ~
そこに気が付くだけでも大きな成長になると思います!
ではここまで考えた上で
次は自分の良さを分かってくれるお客様についてもう一度考えていきましょうね!