人間って逃げるのが得意な生き物ですよ~と今まで何度も書いてきました
人はどうしても逃げてしまう瞬間があります
直視したくない問題にぶち当たった時、逃げてしまいがち
いつもいつも前だけ見られる人はいないし
元気よく進めるわけでもない
でも戻って来ることが出来れば問題ないのです
逃げたら現実は変わらなくて
年をとれとるほど変わっていないことが痛々しくなっていきます
色んな経験をして人は成長をしますが
逃げる人は経験しないわけですから成長しません
とてもシンプルでわかりやすいですよね
人が目を背けたい状態から逃げる瞬間には特徴的な行動が見られることが多いです
わかりやすいところで言うと
聞いてもないのにペラペラペラペラ喋り出したり
都合が悪いのか怒り出したり
急に泣き出したりする人もいます
大体被害者面をすることが多いですね~
私は指摘をする立場なので
結構ザクザク逃げていることを指摘するのですが
「こんなに頑張ってるのにひどい!」と逃げている人からよく言われます
逃げない人はそんなこと言いません
頑張りが足りないから出来なかったんだ
何をやらないといけないのかな?という思考になるからです
やる気がない人だけが指摘をされると「ひどい!」と感情的になります
もし、ひどいことを言われたと感じたなら
なんでそんなひどいこと言われてしまったのか、考えてみて欲しいんです
ご自身が逃げたからではないでしょうか
逃げたから指摘されただけでは?
相手が言っていることが事実なのに
自分が都合のいいように解釈しているだけなことって結構多いですよ~
自分の中だけ、筋が通っている状態
周りの人からしたら「そんなこと言ってもやってないじゃない」という状態
逃げというのは違和感として周りの人に伝わります
何かおかしいな
急になんか様子が変わったな
言っていることの筋が通ってないな
となるからです
逃げる人は無理やりそれを筋が通ってるように見せるために
泣いたり怒ったり騒ぎ立てて感情や勢いで誤魔化すのです
子供のようですね^^
そう、逃げているからやはり精神的な成長が出来ていないのです
逃げてしまう人は自分が悪いということをきちんと自覚していますが
向き合いたくないのです
残念ながら逃げてしまったポイントには何度も何度もぶつかることになります
毎回毎回同じことでぶつかって
毎回毎回同じことから逃げて
毎回毎回誤魔化して
だんだん人に呆れられて
そうやって年を重ねて痛いおばさんになるのです
この法則に気がついた時に私は絶対そうなりたくないなと思いました
なんであの人はいつもああなんだろうと感じるポイントありますよね
あれをやめたら素敵なのになと残念に感じるポイントです
そこはその人が向き合いたくなくて逃げているからいつもそうなってしまうポイントなのです
勿論完璧な人などいません
完璧など目指してもなれるものではありません
完璧を目指すことと
自分自身の課題を向き合うことは少し違います
人生とは終わらない成長の階段を上ることだと私は考えます
階段を上ることで精神的に大人になっていく
ひとつ問題をクリアしたらまた新しい問題にぶつかって
徐々に徐々に人間力というのは鍛えられていきます
向き合うというのはこの作業のことを指します
しかし逃げ続けている人は人間力が成長しないため
年齢よりも幼い印象を与えるようになっていきます
もう学生じゃないのよ
35超えたのにまだそんなこと言ってるの
あんな大人になりたくないな
あの上司ちょっときついよね
そう感じさせてしまう原因は人間としての未熟さが露呈しているからではないでしょうか
逃げ癖というのは本当に厄介で
逃げている時には気づけないんです
まさか自分が逃げているって疑うことができる人って少ないですから
大抵は自分の周りの人や環境のせいにできる理由を探します
これが”他人のせい・環境のせい”と言われるものです
でもよく言われているように
他人は変えられないし、期待をしすぎてはいけません
だから逃げずに自分でどうにかしていくことが必要になるんですね
逃げ癖というのは大げさなものではありません
日々皆さんはいろんなものから逃げている可能性があります
そしてそれを自分の中でしなくていいものと定義している可能性もあります
コンサルティングをしていて
「これを絶対にやりたいんです!」って最初は言っていたのに
大変になってくると色んな言い訳をして結局はやらない人も多いです
いつの間にかしなくていいものと定義されているのです
私は何度もがっかりしてきました
自分の考えが甘かった事に気が付いたからやらないのではなく
正論チックな出来ない理由を振りかざしてやらない人が多いからです
やりたいって口では言っているけれど
本気でやりたい人なんてあんまりいないんだな~と学びました
そして本気の人だけが成し遂げるんだということも学びました
やらない理由はいくらでも作れますが
それが”本当に出来ない理由”であることって少ないです
(この違いがうまく伝わるといいのですが)
自分の見たくない感情から目をそらしていること
自分の感情を見ないように蓋をすることも逃げです
それをやることで余計にこじらせていきます
感情に向き合うことで見たくない自分を見ることになります
だから逃げたい気持ちがわかるのですが、逃げてはダメなんですね~
自分自身の感情と向き合えていれば現実を変える方にシフトしていけるのですが
ぐちゃぐちゃのまま、誤魔化していると
ずっとよくわからないまま怒っている・悲しんでいるという状態になります
あ、私今また感情に蓋をして逃げてしまったなと気づくことができる人だけが成長することができます
物事を考える時に
女性は特に事実よりも感情が溢れてきがちです
一人では自分の気持ちを冷静に判断することが出来ないでしょうから
その場合は専門家を頼り、脳内の整理をお願いするのが良いでしょうね
多くの女性が自分の前に突き付けられている課題から目を逸らします
明らかにおかしな部分があるのに
なぜかそこを一切見ようとしなかったり
張った理由をそれっぽく後付けで話し始めたり
色んな逃げ方を目撃しております笑
逃げてもなかったことにはならないんですけどね…逃げちゃうよね…
本当に自分の改善すべき部分を指摘されるのって痛いですよね
でもその事実を受け止めないと
ずーっとずーっとそのまま変われないのです
人間というものは少しだけ頭がよくて、やっているフリをして誤魔化します
根本解決のための行動ではなく、
それっぽいことをやって誤魔化す
動いている風に見せることが
大人になればなるほどこれがうまくなってしまいます
逃げる癖がある人がずーっと幼いままなのは誤魔化すことだけ上達しているからなのです
少しめんどくさいレベルの逃げ方をする人だと
同じ値段のサービスでも
質の高いものよりも低いものをわざと選んだりします
うまくいかない理由を作るためにハードルの低いものを選ぶのです
ここでもっとひどい人だと
わざわざちょっと質の低いものを購入して
だと思った~
わかってたし~などと言ったりします
自分が上に立つため・マウンティングするためにあえて低いものを買うのです
そうでもしないと自分の優位性を示せないのでしょう
敢えて少しレベルの低いものを選んで
安心しているのです
このような人たちは
質の高いものを選んだ時に自分が通用しないかもしれないということを恐れていますね
ダメな自分を見たくない
だからこれも立派な逃げ癖です
本当に色んな逃げ方がありますよね
ただ一つ間違いないのは
幸せそうにしている人
自分の望みを叶える人
何かを成し遂げる人は逃げないということです
変われない理由を探す方が圧倒的に簡単です
自分は被害者でいられますからね
変わる人は人のせいにしません
被害者にはなりません
自分が中心にいて当事者になります
結局は自分でどうにかするしかないからなあと思える人だけが変わっていきます
周りで見ている人は逃げていることに気が付いていますよ
一生懸命に生きている人は確実に気が付きます
「この人、まだそんなこと言ってるの?」と嫌気がして離れていくのです
成長しないで逃げることを選ぶのは簡単ですが
どんどん遅れをとってしまうということに早く気が付いた方がいいですね
逃げることをやめて
出来ることを増やして
未来の自分は今とは違う自分になっていたいですね^^
逃げないで向き合うことが出来ると成長度合いが変わりますよ
私は逃げないというメンタル面の強さには自信があります笑
もしかしたら他の皆さんとの違いはここから生まれているのかもしれません^^
とは言っても私も昔は逃げまくっておりました
全然立派な人間ではありません
メンタルは鍛えることができるのです!!
その一番の栄養剤になるのは「こんな自分は嫌だ」という自分に対する嫌悪感かな
私は自分が情けなくて嫌いでした
口ばっかり達者で
現実が伴っていなくて…
それを突っ込まれないように過ごしていました
自分の能力を誤魔化すって本当にしんどいんです
張りぼてはバレますからね
今は随分と気が楽です
向き合った結果、手に入れるものって
派手な成果ではなくて結構穏やかなものですよ
自分への信頼
安心感
そんな言葉がしっくりくるなと感じています
自分を幸せにしてあげたくなったら
自分の人生に心から満足したくなったら
ぜひ逃げてしまっている自分を認めてあげてください
怒ったり
蔑んだりしなくていいのです
ただただ、認める
これが出来るのがしなやかな強さを持つ女性だと私は思います