外出を自粛するようになり
人の消費行動がガラっと変わりましたね
外に出ると何となくお金を使うことが多いものですが
外に出なくなるだけで使わなくなるお金が多いとも言えますね
つまりは外に出なくなるだけで切れる関係性のものも多いということです
例えばオフィスの近くにあるコンビニは
会社に出社しないなら行くことはないですね
便利だから使っていただけで
そのお店自体には愛着はないわけです
コンビニ以外にもそういうお店は沢山ありますよね
人が集まる都市部であればあるほど
「便利だから」「ちょうどいいから」という理由で様々なサービスを利用しています
便利ではあるけれど
それでなきゃいけない理由が少ないのも都市部の特徴です
…都市部の対面サービスの話をしていますが、これはネットでも同じです
皆さんはそれでなきゃいけない理由があって
購入しているものがどれだけありますか?
きっと多くの人がなんとなく、購入していると思うんですよね
顧客の利便性を追求することは提供者にとって
とても重要なことではありますが、それは一番ではありません
いいサービスを提供しているなら
多少不便でもお客様は選んでくれるからです
日本はそこを間違えています
便利さと精神的な豊かさは比例しませんからね
便利なものは生活を楽にするものでしかなく
豊かさはそこではないところから生まれるものです
さて、このような状況になりましたが
今お金を落としたいと思えるのはどのようなお店でしょうか?
私は「人の顔が見える店」です
頑張って乗り越えて欲しいな
あのサービスはなくならないで欲しいな
心が感動を覚えているから
またあの仕事を味わいたい!なくならないで!と思うのです
そんな風に思えるお店がこの状況で始めたことを応援したい!とも思います
だから飲食店がテイクアウトを始めれば積極的に利用します
他のサービスでも何か創意工夫をしていれば、応援しよう!と動きます
そういう顧客に支えられて生き残るお店がどれくらいあるでしょうか?
生き残ってほしいと思うお店には
それを支える強力なサポーターがいますよね
必ず数を沢山集めないといけません
今後はその数(母数)が分散していきます
世界は確実に変わります
消費行動が変わり、企業はそれに対応をしないといけない
利益が出ないビジネスモデルなら切り替えないといけない
利益を追求するだけじゃダメだと気付かないといけない
そういう流れが来ました
この流れはコロナウイルスの前から始まっていましたが
コロナウイルスによって顕著になりました
なんとなく、人が集まっていたところは
挽回の方法がわからず苦戦することでしょう
お客様を人として見ているか、数字(お金)として見ているか?
その違いがここから顕著に出てきます
数字(お金)として見ていると言われると中々ハードですが
そういうサービスを選んでいる人は沢山います
便利さ、安さしか見ていない人は
提供者の顔を見る気がありませんよね
お互い様、ということなのです
消費者としてその扱い方をされていていいのか?は自分で決められますね
お金を落とすお店を間違えなければ、
人として扱ってもらえるわけですから!
また人が戻ってきます
感情が薄い人たちの消費行動は全く持って別物です
人間って本当に愚かで面白い生き物だなと感じます
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