先日、人気ケーキ屋さんのSNSを拝見したら
オーナーの自己紹介が投稿されていました
そこには
これまで飽き性で色んなことに手を出してきて、続けることが出来なかった自分だけれど
ケーキ作りだけはずっと夢中になって続けられている。
しかし天職とは思わない。この先正直どこまでやって行けるのかは、自分でもわかりません。
という内容が書かれていました
私はこの投稿を読んで
この方は信用できる人だと感じました
世の中的にはそう受け取らないし
なんて無責任なと思う方もいるかもしれませんが
嘘がないからこそ、正直に言葉にしているし
自分の弱さというか素質というか
そういうものを過去からしっかり推察して
自分はこういう傾向があるとわかった上での発言ですよね
女性起業家支援をしてきて
口だけは立派な方を沢山見てきました
そういう方は安易に言い切ります
あと、「私はそんなことしません」というスタンスもすごい
私はこの傲りが怖いんです
正確に言うと怖くなった、なんですよね
ひどい目にたくさんあった来たから怖くなった笑
人間って弱い生き物だし
ズルい生き物です
だからこそ、苦しい時に本性が出るし
自分に都合が悪い時に出る自分が、本物の自分なんですよね
そしてそれは普段からは想像もできないくらい醜い姿だったりもする
私は人の醜い姿を沢山見てきました
裏切る人にも出会いましたし
平然と嘘を付いて平然と人に苦労させてもその人だけはヒョウヒョウと生きている人もいました
そして「なんてひどいことをするんでしょうね、信じられません」という人が
同じことをするなんてこともありました
あんなに言ってたのに
同じことするんじゃんってなりますが
自分は絶対にしないという傲りがあるから軽々しく言葉に出来るんですよね
そんな色んな経験を経て
私は安易に言い切る人が怖くなりました
言葉に責任を持たないから安易に発せてしまう
お前どうなんだよって思われるのを想像したら
安易に発せないものですが
そうではないんですよね
結構気軽に発せられていて
それを信じた方が傷付くだけという…チーン
傷付けている方は大概キレてるので
被害者側にいるというカオスが起こることも…チーン
私自身も弱い人間で
完璧なわけでもなく
間違えることもあるわけですが
自分に対してこの大前提がない人は人に厳しく、自分に甘いなあとつくづく感じております
どんな言葉を使うか?
どんな風に発信するか?
そこからも人間性が伝わるものですね^^