起業という無謀なキャリアチェンジを選んだ理由

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メルマガ登録者3000人記念で配信した
私の起業当時のリアルな話を掲載致します

結婚したら私のキャリアは終わりだ…を救ったのが起業でした

ブログで告知していた通り、
本日から私が起業した当時の赤裸々なお話を書いていこうと思います

起業して3年目に突入し
今期はビジネスを大幅に拡大していこうと思っています
ここまで本当にがむしゃらでした

いや、今もがむしゃらです

でもやっと起業したばかりの頃のことを皆さんにカミングアウトできるくらいの余裕が出来てきました

なんでもスマートにこなしてきているように勘違いされることが多いですが
私の活動はとても泥臭いものです

 

働き方を変える
仕事を変える

勇気を出すまでの葛藤などを隠さずに書いていきますね^^

では今日は
【起業という無謀なキャリアチェンジを選んだ理由】

今のご自身の働き方に悩んでいる女性から

なぜ起業したんですか?
どうして起業しようと思ったんですか?

という質問をいただくことがとても多いです

私が起業をしたのは29歳のとき

はっきり言って絶好のタイミング!で起業したわけではありません
むしろ起業には向いていないタイミングでした

「よくその状況で起業しちゃったよね~」
と今になって友人に言われますし

「あの時はどうなるかと結構不安だった…」
と彼(夫)も最近カミングアウトをしてくれました

なぜそんな風に言われるかというと
私の当時の状況に理由があるのです

起業には向いていないタイミングだったのではないか?当時の自分正気か?

と自分でも思っています

まだ私が会社員として働いていた頃
個人事業主をして働ける”スキル”だけは持っていました

スキルはあるけれど
自分一人でお客様を集めるなんて考えてなかったし

好きで学んで自分のためにスキルを身につけていました

紹介でお客様をとることはあっても
頼まれたら…というスタンスでいたのです
(会社員をやめる日が来るなんて思っていなかったからね)

会社員として安定した生活を送っていた私でしたが
好きだった仕事に突然いけなくなる日が来ました

当時私が勤めていた会社はちょうど
ベンチャー志向から安定志向への切り替えの時期でした

私たちの働く環境を整えるため
私たちに生活の安定を確保するため

経営者の皆さんは大きく会社の方針を変えていきました

勢いでやってきた部分が多かったけれど
安定化を図る為に色々なもののルールが整備されたり改定されるなど
会社として必要なことを進めていました

しかし中で働く私たちはとても困惑していたのです

今となっては私も経営について考えることが増えたので
経営者の方たちがやりたかったことも理解が出来ます
(今はかなり整備されていい会社になったみたいです^^)

でも当時はただの29歳の女性

大きな流れの渦に巻き込まれている感覚だけがあり、
とてもストレスを抱えていました

会社、どうなっちゃうんだろう?という漠然とした不安

実際にベンチャー志向の強い先輩たちはどんどん会社を離れていき
人は入ってくるけれど
仕事を回せる人が足りていない

そんな環境でした

みんな自分のことで精一杯…
私も自分のことで精一杯
とても苦しい時期でした

そして私はわかりやすく体調に異変が出ました

好きな仕事なのに
会社をそんなに嫌いじゃなかったのに

うまく適応できていない自分に恥ずかしくなりながらもお休みをすることになったのです

実はその一年くらい前から婦人科の病気を抱えており
薬の副作用の眩暈と戦いながら仕事をしていたりもしていました

体調が悪くても
ぎっくり腰になっても
会社に行ってしまうのが私でした

そんな私が会社に行けなくなりました

ご飯が食べられず
逆流性食道炎になり
薬ばっかり増えて

どんどん痩せていく

もうどうしたらいいのか自分でもわかりませんでした
そんな状況でも働きたかった
私はキャリア志向の強い女性でした

働くことが本当に好きでした

でも会社の仕事のことを考えるとお腹が悪化してしまう
本当にどうしていいかわからかなったのが正直な気持ちでした

色んな検査をして
最終的に「栄養失調です」と医者に言われて

もうダメだ…何がダメかわからないけれどリセットしないといけない
でもリセットの仕方がわからない
これが当時の私の本音です

29歳

もうすぐ30歳

年齢的にも極めて微妙
転職するのはちょっと難しくなりそう
しかも私は2か月後に結婚を控えていました

入籍したら私のキャリアはもう終わりだ…

と絶望していました

新婚の女性を総合職で雇ってくれる会社もあると思います

けれど当時は「新婚でしょ?子供は?」と聞かれるのが怖かったし
なんて答えていいかわからない私がいました

そしてもう一個の懸念が…

私は28歳の時にマンションを購入しています
もちろん、ローンを組んでいます

そのローンの支払いをどうしていくのか?
会社を辞めて支払いを続けることが出来るのか?
それならば今の仕事にしがみついておくべきなのではないのか?

本気で悩みました

最近になって彼も

「最悪の場合、ローンの支払いを俺がするのかな?とシミュレーションしていた
どうにかするしかないなと腹をくくっていたけれど不安だった
その不安が消えたのは最近だよ」

とカミングアウトをしてくれました

私が会社を辞めること
起業という不安定な働き方を選ぶことで
彼にも余計なプレッシャーを感じさせてしまっていました

応援してくれていて本当にありがたいです

そんな彼との結婚を「私のキャリアの終わりだ」なんて絶望していた昔の私を殴りたい!笑

そこそこいただいているお給料を手放すかもしれない

何もない状態になったときに
私に残っていたものはずっと勉強してきた”スキル”だけでした

働きたい!という気持ちをぶつけるためにブログを書き始めたのです

自分の体調への不安と
生活がどうなっていくかわからない不安と
今後のキャリアへの絶望と

とにかく働きたい気持ちと

私の起業のスタートはこんな感じでした

無謀なはずの起業が
私にとっては希望の光だったのです

会社員を辞めたら何も残らないと思っていた自分には”スキル”があった

この仕事でこんだけ稼いでやるぞ!とかそういう気持ちではなく

働きたい!
自分にも出来ることを見つけたい!

そんな気持ちの方が大きかった
何もないと思っていた自分には”スキル”があった

あの時の感じた光のようなあの感覚が忘れられません

何もない
不安しかない

そんな私を
ずっと勉強してきたスキルが救ってくれました

会社員をやめる決意が出来ないまま
取り合えず今の自分にも出来ることを探して”ブログ”に出会いました

どうなるかなんてわからない
でもブログなら今すぐ挑戦できる!

それが私のブロガー生活のスタートでもあります

こうやって書くと本当に華やかさがないことがわかりますね

本当に当時は必死でした
ちょっと長くなりましたので次回に続きます

次回は会社を辞める決意をした時のことやブログを始めた頃のことについて細かく書いていきます

私は起業をしましたが
起業を読んでいる全員の方にしてほしいわけではありません

変化のタイミングはどんな人でも苦しんでるよと言うのを伝えたくて書いています^^

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